2026/01/22

と、
言うわけで
昨日の続き。

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ある寒い日の朝。
そうそう、
あれは日曜日の朝。

当時、
アメリカのドラマ
『ペーパームーン』ってのが
テレビでやっててね。
それも、朝の7時半くらい。

映画の『ペーパームーン』は、
テイタム・オニールが
子役で出てたんだけど。
それのテレビドラマ版。

こちらの主役の子役は
ジョディ・フォスター。
わし、
好きだったんだよね。
だから、
毎日曜日の朝、
眠い目をこすって見てたわけ。

この日も
寝ぼけて起きて
寒いからってんで、
すぐに電気ストーブ入れて。

そうそう、
マイ・ギターを眺めたろっと、
ベッドの下の奥の方から
こそーーっと引っ張り出して
ご満悦。
で、
時間になったってんで、
急いで茶の間の
テレビに移動。

こ、
これが、
いけなかった。

30分のドラマを見終わって、
今日もジョディときたら
いい味だしやがってなーんて
思いつつ、
部屋に戻って
もう一眠りするべ。
ら、
部屋中、
煙で
もんもんじゃんね。

ストーブの前に
ギター、
立てかけてあったのなんて、
すっかり忘れてたんだよね。

無残にも
マイギターの側面が焦げちゃって、
どでかい穴ぼこ
あいちゃってやんの。

こんな感じ。

なけなしのお小遣いで
やっとこさ手に入れた
マイギター。

そりゃ、
あーた、
泣きましたってばさ。

とはいえ、
火事になんなくて
よかったなぁ、と。
それだけが
救いだったけど。

こうして
穴あきのアナーキーな
マイギターが
出来上がっっちゃた
わけではあるが、
なんとか音は出るわけで。

だからって、
これをもって、
人前で演奏するこたぁ、
できなくなったわけで。

結局、
その後も
あの焦げ臭い
アナーキーなマイギターで
コードを覚えたり
曲をこさえたり。
ひとりぼっちの、
悲しい、
ギター・デビューで
ござんした。

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青春の思い出っては
実に
ベリー甘酸っぱーーいし、
焦げ臭ーいもんよのう、
なぁ、
皆の衆・・・。