2016/04/13

20160413

うちから15分ほど
歩いたところに
【城山八幡宮】っていう
神社がございましてな。

そこは
小高い丘の上にある
立派な神社でしてな。

ちょくちょく
散歩がてら
ココまで足を運んでいるんすが、
この丘の頂上あたりに
【末森城跡】ってな碑が
たっておりましてな。

戦国時代、
尾張のこの丘に
【末森城】ってな
お城があったんすな。

ま、
当時の城ですからね、
天守閣なーんてモノが
あったわけじゃなく、
砦みたいなモノでしょうな。

で、
はたして
この【末森城】、
誰が住んでいたかってぇーと、
織田信長の弟の
織田信行ですな。

このお方、
信長にたてついて
結局、
信長にやられちゃうんすがね。

でも、
ちょいと面白いのは
信行の家臣だった柴田勝家が、
この城で
働いておったんですな。

ただ勝家、
出来のよろしくない信行から
天才・信長の家老に転身。
その後、
信長の妹の【お市の方】の
だんなさん。
最期は
秀吉にやられちゃったとはいえ、
歴史上の豪傑ですな。

そんな勝家が、
一時、
あの丘にあった城で
働いてたんすなぁ。

ね、
なかなか
おもろいでやんしょ?
尾張の国。

うちの近所にも、
こんな歴史の足跡が
ごろりんこと
転がっておるんすな。